新着情報

北陸電設ニュースR6年2月号

代表よりひとこと

本年1月1日に発生した能登半島地震で犠牲となられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 さて、当社第65期の決算(11月20日締)があがりましたので報告いたします。完成工事高593,083千円(昨対比117.0%)、経常利益55,547千円(昨対比74.1%、利益率9.37%)純利益44,323千円(昨対比66.60%)であり、65期は増収減益でした。完成工事高は目標値を大きくクリアしたものの経常利益は目標を下回り、経常利益率も10%を割る結果となりました。大型案件の完成があり完成工事高が延びたものの、資材高騰等により利益が出せなかったが要因です。しかし昨今直面している大きな課題は人材です。売上・利益は商い上重要なのは当たり前ですが人材あっての事。電気工事業はマンパワー無くして成り立ちません。今期は特に社員の確保・育成に尽力し、北陸電設は更なる高みを目指します。

代表取締役社長 藤岡健一

スタッフコラム

八ヶ岳の研修旅行

Y.T(H17.4入社)

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 八ヶ岳の研修で高原ロッジに宿泊し、音楽堂で石川さゆりさんのコンサートを聴きました。声が通る為、途中からマイク無しでの生声を聴けました。
 次の日の昼食は畠山部長の薦めで、小海線甲斐小泉駅傍にある平山郁夫画伯の元別荘だったロッジ風の建物を使ったレストラン亜絲花(あしはな)でした。
 完全予約制であり、1ヶ月前に予約を入れました。研修が近づき目的地のプランを立てる際に、店の時間を先に予約していた為、時間の変更をしたくて2週間前に変更しようとしたところ満席で変更できませんでした。料理はキノコのフルコースです。使用するキノコをバケットに入れて運ばれ、キノコの種類・特徴を丁寧に説明され、使用したキノコの調理法も丁重に説明されました。当日のスタッフは料理人の他2名で、キノコの知識も半端でなく感心しました。料理は当日の朝に採取したキノコの特長を生かした料理になる為、固定のメニューは無いそうです。 後日に実家へ寄った際に両親に料理の感想を聞いたところ、前日に宿泊した八ヶ岳高原ロッジの夕食もおいしかったそうですが、亜絲花のキノコづくしの料理は珍しく、味覚だけでなく香りや視覚も楽しめて一番よかったそうです。
 場所は山梨県北杜市にあり値段は1人分8800円、食事 時間の2時間も料理が運ばれてくる時間がいつもなら、まだかなと待つ苦痛もなく良い時間・経験が得られたと思います。

  注記)インターネットで「レストランアシハナ」と検索するとホームページがでて、もっと店の雰囲気が解ります。

能登半島地震

M.Y(H20.2入社)

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 元旦に能登方面で震度7を観測し、富山県では初めて震度5強を観測しました。感じたことのない揺れだったので、とても驚くと同時に恐怖を感じました。各地で大変な被害が出る中、私は幸いにも被害はありませんでしたが、地震に備えがなかったことを反省せずにはいられません。地震はいつ起こるか分からない災害で、その被害も予想困難です。今回の経験を教訓に地震への備えを大切にしようと誓いました。
 まずは防災グッズの準備から始めます。非常食や水・懐中電灯などの必需品を揃え、いざという時に備えます。また、家の中でも外でも地震発生時に安全な場所を確保し、災害時の避難経路も把握しておきます。
 さらに、地震発生時の対応方法についても考えます。揺れが起きたら落ち着いて行動するように心がけ、パニックにならないようにします。適切な行動をとることが、自身と周囲の人々の安全を守る事に繋がります。
 能登半島地震の経験から備えの大切さを実感しました。これからは地震への備えを怠らず、常に安全に気を配るようにします。私たちの身を守る準備は確実に出来ます。安全のために対策をしっかりと実行していきましょう。


舗装のヒビ

H.K(H16.11入社)

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 令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
 令和1月1日地震発生時、私は夫と娘を車に乗せて北陸電設第2駐車場前の道路に居ました。緊急地震速報の音が3人の携帯電話から鳴り響き、スピードを落とした時にグラグラと揺れ始めました。「電柱とか倒れてきたら嫌だな」と思い、駐車場の中央に停車して、揺れる電柱を見ていました。
 車載テレビを切り替えると震源地や震度、津波警報も出ました。後部座席では娘が泣き出し「逃げなきゃダメ。祖父ちゃん連れて」というので、父を迎えに行きました。足の悪い父に避難する気持ちは全くなさそうでしたが、孫娘の涙には勝てず、近所の中学校へ避難しました。
 中学校では60人ほどの避難者がいました。気温7℃程の曇り空、何度か地面が揺れるのを私と父は車の中で、夫と娘は校舎玄関前で体感していました。30分ほどして教頭先生が来られたので中に避難できるかと思いきや、市の方から連絡がない事と校内が安全であるかを確かめてからでないと入れないとのことでした。1時間ほどして娘がトイレに行きたくなったので帰りました。(実は昔の情報から知識がアップグレードされておらず、避難先は中学校だと思い込んでいましたが、小学校が第1避難所、中学校は第1避難所が飽和状態になった場合の第2避難所であり、救助が来るのは第1避難所優先だそうです)
 息子は実妹の車に乗り込んでいたため、このとき2時間ほど離れていました。気丈に振る舞っていたそうですが、合流後は膝から離れませんでした。NEWSでは被災の情報が流れ続け、徐々に全容が明らかになっていき被害の大ききを実感していきました。
 毎朝、出勤して駐車場の舗装のひび割れを見ます。この亀裂はもしかして地震時に割けたのかなと思うと怖さを覚えます。あの時、車に居たせいか「乗り物」に乗っている感覚に近く、対岸の火事のように捉えていた自分に、そのひび割れが危機意識を与えてくれています。


今月のトピックス

業務(受注・竣工等)

  • 富山県立中央病院受変電設備劣化改修工事を受注。

その他

  • 第一種電気工事士実技試験に1名が合格しました。
  • I小学校3年生の授業の資料として当社のホームページが活用されました。担任の先生から『子どもたちも とても喜んでおり、わかりやすいと話しておりました。ありがとうございます』 とコメントを頂きました。

会社だより

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 1月1日の地震の直後、近所の老夫婦2組が「近くの4階建ての建物は無人で入れなかったので当社の建物に避難したい」と来社されました。丁度、畠山部長が在社中だったので直ぐに入ってもらい、1時間ほどして津波の心配が無くなったようなので帰宅されましたが、「次に揺れたらまた直ぐ来てください」と伝え、2日の夜まで玄関の鍵を掛けずに1~3階の電気を点灯しておきました。当社では社屋3階で安定の悪い本棚が2台倒れたり、第一倉庫の柱にヒビが入ったりしました。


実習室だより

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 近年住宅の電気設備も配線器具の自動化やインターネットの普及等で工事に必要な知識も著しく高度化しています。また工場でもモーター駆動は簡単な入切から各種センターを併用したコンピュータ数値制御へと進化して、モーターの外観も一変しており、これらの知識無しではお客様の満足する工事は不可能です。
 この技術の進化の先を行く目的で2006年から毎夕の6時半~8時に4名単位で教育実習を開始。2008年和風の空き棟を実習専用教室に改装、時間帯を朝7時からに変更し、今に至っています。


庭だより ~今月のエコ活動・地域ボランティア~

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2023年1~12月の当社の太陽光発電の結果です。赤帯は出力制御(出力抑制)が行われた月です。電力供給が増えすぎて大規模な停電が起きることを防ぐため、北陸電力送配電が出力制御が行うようになりました。   
 年間発電電力量:24,544kwh
 年間消費電力量:     188kwh
 年間売電量      :24,412kwh
 ピーク値(R5.7.15):20.5kw


令和6年度以降の施工管理検定試験問題の見直し

第一次検定:第二次検定の所要実務経験年数を学歴に拘わらず一定とすることから、第一次検定について、各専門分野の基礎を確認できるよう、必要に応じ、試験問題の充実を図る。
第二次検定:受検者の経験に基づく解答を求める設問に関し、自身の経験に基づかない解答を防ぐ観点から,設問の見直しを行う。