代表よりひとこと
新型コロナウイルス感染の終息も見えず2年が過ぎ、そのさなかロシアのウクライナ侵攻も進んでおり、世界情勢はさらに混沌としております。コロナにおいても戦争においても様々な情報が絡み合っています。皆様は「エコー・チェンバー現象」をご存知でしょうか。同年代同士や同業者など、似た価値観や環境の者同士が繋がり、同じ言説だけが耳に入って来るようになり、それが真実であり正しいことだと信じ込んでしまう現象だそうです。そんな現象に陥ると井の中の蛙状態となってしまい、とても危険です。そうならないために、意識的に様々な言説に触れるようにし、自分とは違う言説に耳を傾けることで、違う視点や立場、考えなどについて理解できるようになるはずです。
IT化が進み、情報化社会の現代において情報リテラシー「正しく情報を読み解くこと、そして正しく情報を発信すること」のスキル向上は必須事項となっています。
日々の仕事・生活の中でこの頃こんな事を切実に考えています。
代表取締役社長 藤岡健一
スタッフコラム
学生から社会人へ
H.M(R3.4入社)
私は社会人になって1年が経ちます。今とは違う道を考えていた学生の頃の自分を思い出すと、あれから1年経ったという実感が湧きにくいです。ただ、学生の時の1年と社会人になってからの1年の時の流れは驚くほどに社会人の方が早いです。まだ学生だった自分が想像していた今は全く違う現実を歩んでいます。
私が学生の頃に考えていた進路は進学でした。小学生から好きで続けていた趣味を進学先でも楽しみ、頑張りたいと思っていました。そのために努力し続け、多くの成績を残してきました。しかしその努力は報われず、進学を諦めることにしました。このご時世でコロナと向きあう現実というのもありましたが、そんなことは言い訳にしかなりません。自分にもう少し何かが足りなかったんだと責めるしかありませんでした。そんな挫折を背負って選択した就職はとても気難しいものでした。
私がこの北陸電設に就職しようと決めた理由は人の役に立ち、私自身も達成感を味わえる仕事をしてみたいと思ったからです。しかし入社して早々に壁にぶつかります。私自身、機械についてしか学んでいなかったため電気についての知識は無く、何も解らないまま入社しました。最初の基礎から工具、材料の説明をされても全く理解できず、覚えられませんでした。自分一人で工具の使い方や材料の種類や特徴を調べようと努力しましたが、覚えられたのはごく一部のみでした。そんな中で現場入りをしました。現場では色々な先輩に分からない事を沢山聞き、自分が覚えるためにはどうすれば良いのかを考え、少しずつ知識を身につけれるようになりました。周りの先輩から見たら信頼や信用される技術や知識を身につけたと認められていませんが、自分の中では少しずつ成長した1年だったと思います。もちろんこのままではダメだと焦っています。努力することを止めず2年目も頑張りたいです。
T.Hってどんな人物
T.H(R3.4入社)
令和3年4月1日に入社し、工務課内線班に配属となりましたT.Hです。高校では電気工学を専攻していました。北陸電設が照明・電気設備・通信設備など幅広い分野の事業をしているところに惹かれて入社しました。
趣味はドライブです。今までに二上山展望台や城端SAに行ったりしました。最短距離で行くのではなく、わざと曲がりくねった道を通ったり、車通りの少ないルートを選んだりして運転が楽しいと感じています。去年の9月、呉羽山に呼ばれ、気づいたら漫画「頭文字D」の藤原拓海になりきっていました。更に気がつくと愛車が病院送りになりました。治療費は14万円かかりました。全治3週間です。その3週間、私は涙ボロボロでした。3週間後に帰ってきた時にすぐシャワーをしてやりました。これからは二度と病院費がかからないように日頃のメンテナンスやシャワーなどを定期的にやっていこうと思いました。
そんな経験をし、社会人生活も2年目を迎えました。
今年は実行したいことがあります。第一種電気工事士に合格することです。そのためには昨年のような仕事に対する姿勢を改め、自分のできることを一つでも多く増やしていきます。私は暗記は得意ですが、自分の発言や聞いたことを覚えておくことが苦手です。改善策として、メモを活用して書いて覚える習慣をつけます。まだまだ未熟な見習いで、上司や先輩方にご迷惑を おかけすると思いますがご指導よろしくお願いします。口下手で甘える のが下手なので、悩みを相談することがなかなかできませんでしたが、 これからは沢山相談させてください。
T.Hはこんな人物なんだとお分かり頂けましたでしょうか?
当たり前の日常
M.Y(H20.2入社)
今日も僕は朝起き、歯を磨き顔を洗い、いつもの道で会社に向かい、途中のコンビニに寄りコーヒーとパンを買って朝食を済ます。1日仕事をし、家に帰って子供と風呂に入り、一緒に夕飯を食べて歯磨きをし、布団で寝る。これが学生であれば学校へ行き、勉強をし、友達と楽しくおしゃべりをしたり、放課後にはカラオケなどに遊びに行く人もいればバイトにいく人もいるだろう。
これは私たちにとって当たり前のことである。それが今、ウクライナでは当たり前が奪われている。学校は破壊され、学ぶ場は奪われ、家も破壊され、寝床も奪われ、家族をも奪われる人もいる。毎日のように報道され、子供の泣く姿などに胸が痛くなります。どうしてこのような武力行使ができるのか理解できません。人々の日常を奪うことは本当にあってはならないことです。
人類は過去に大戦争をし、2度と戦争をしないと学んだのではないのであろうか。
どうして同じ過ちを犯すのであろうか。
その中でもたくましく生きる人々がいます。首都キエフ(キーウ)でパンを焼き続けるパン屋の報道を見ました。そこには小学生の女の子が2人働いていて、自らの考えでキーウに残る人達のために手伝いをしたいとしてきたという。一生懸命かつ楽しそうにパンをこねる姿に 大変心が温まり、勇気をもらえました。
こうした報道をみて、今ある当たり前に過ごせる毎日に幸せを感じ、 大切にしていきたいと思いました。
今月のトピックス
業務(受注・竣工等)
- 岩瀬港船だまり照明柱更新工事を竣工。
- 某アパート住居LAN整備工事を竣工。
- 岩瀬スポーツ公園管理事務所ポール灯更新工事を竣工。
- 富山県市町村会館照明制御システム更新工事を竣工。
永年勤続表彰
永年勤続表彰を全体朝礼時に行いました。入社してからあっという間に年月が経っていますが、年数分の技術力を着実に付けて成長しています。今後も更なる磨きを掛けて成長していくことを期待します。
永年勤続年数 25年 1名 15年 1名 5年 2名
春の全国交通安全運動
広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止の徹底を図ることを目的としています。
運動期間 令和4年4月6日(水)から15日(金)までの10日間
交通事故死ゼロを目指す日 4月10日(日)
抗原検査
コロナ感染対策の一環として全社員が抗原検査を受けました。無症状者の陽性者が増加している今、社員の皆様に安心してもらうために行いました。また自主検査が出来るよう検査キッドを常備しております。
側溝清掃
3月14日、毎年恒例の年2回の側溝清掃を行いました。天候にも恵まれ、清掃が手慣れてきたせいか、時間が掛からなくなってきました。 ご近所の方が「いつもお疲れ様です」と声を掛けてくださると、照れながらも「ありがとうございます」と返事をしている社員はどこか嬉しそうでした。一日の良いスタートが切れました。
庭便り
3月から園庭の梅の花のつぼみが膨らみ、日差しの強い方向から咲き始めています。この便りが皆さんの手元に届く頃には満開も過ぎているしれませんが、桜は見頃かもしれません。寒さが緩み、雀も忙しそうです。 園庭に"春"が漂い始めています。