代表よりひとこと
当社は昨年、日本海ガス絆HDグループに参画し、令和6年11月20日に第66期決算をグループ内として初めて迎えました。また12月31日まで41日間の第67期決算も行いました。今期第68期は1月1日から12月31日までの決算期にて営業しております。66期の決算は完成工事高591,182千円(昨対比99.68%)、経常利益63,437千円(昨対比114.2%、利益率10.7%)純利益666,875千円(昨対比150.8%)であり、減収増益となりました。大型案件の完工高があがり、完成工事高、経常利益ともに目標値はクリアする事できました。67期は41日間であり昨対比は出ませんが、完成工事高66,342千円、経常利益11,343千円(利益率26.14%)純利益11,156千円でありました。41日間でありながら年末工期の完成工事が多くあり完工高があがりました。反対に販管費は短期であったため圧縮され非常に高い利益率となりました。
二期とも当社の強みである直営電工の施工の結果だと自負しております。どの業界も人手不足と言われていますが、その中でも建設業界は特に顕著であり、直営電工マンの我社はより一層強みを増しています。グループの経営理念にもある「総合エネルギーグループ」の電気工事として一翼を担い、全社一丸となり邁進してまいります。
代表取締役社長 藤岡健一
スタッフコラム
経年劣化と決める理由
K.Y(H29.6入社)

私が今住んでいる家は約20年になります。20年も住んでいると色々な箇所が経年劣化等によって壊れてきています。去年の年末には給湯機が壊れました。室外機から煙を吐き、お湯が出ない状態でした。給湯機のメーカーに連絡するとすぐに対応してくれ、2日後には無事直りました。金額も安いものではなく壊れたのを期に別のメーカーにしようかとも思ったのですが、その時の対応がとても良くこれからも同じメーカーで頼みたいなと思うほどでした。
去年の9月頃には、2階の窓から雨漏りしていると騒ぎになりました。休日に会社の高所作業車を貸していただき、どこから雨漏りしているのか素人ながら見てみました。高所作業車に乗って外壁を見てみると、サイディングのつなぎ目のコーキングがボロボロになっていました。これに違いないと思い、自分でコーキングを一面やり直しました。数日後、雨が強く降った時に雨漏りを確認すると残念ながら雨漏りは直っていませんでした。外壁ではないのかと思い、会社の高所作業車をもう一度貸していただき屋根をよく見てみると屋根のサイディング自体がボロボロになっており、所々無くなっていました。さすがに屋根は手が出せず、雨漏りの原因も素人目には判らないので専門の業者に頼むことにしました。CMや口コミ、外壁周りをリフォームした方達の意見も聞き、まずは見積もりをお願いしました。ある業者の担当の方の対応がとても良く、高い金額の工事で悩みましたが業者自体の評価も良かったのでお願いすることにしました。
ここ最近、色々な業種・業者にお願いすることが増えた中、ふと私達が日々行なっている仕事、工事も決して安いものではないなと思いました。また私達が電気の専門で難しく考えずやっていることも、電気の知識の無い知らない方達からは頼られ、やりがいのある仕事ではないのかなと思います。今回お世話になった業者はどこも対応が良く、またお願いしたいと思えるような方々でした。
今回のことで改めて私は、次も北陸電設にお願いしたい、北陸電設の山崎に来て欲しいと思われるように日々、対応の在り方や技術の向上を考え精進していこうと思いました。
能登半島地震と災害への備え
Y.Y(R6.5入社)

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震から一年が過ぎました。当時祖母の家で年始早々DIYをしていた所突然大きな揺れに襲われたのを今でも鮮明に覚えています。家族全員無事でしたが直後に津波警報が出て祖母の家は海から近いためすぐに僕の実家へ避難する事にしました。しかし道路は車で大渋滞、普段20分程度の道のりが1時間以上かかり、あの時本当に大きな津波が来ていたら避難は間に合わなかったと思います。幸い津波被害も無く何とか実家へ着き夜ご飯を買いに近くのコンビニへ行きましたが見た事のない大行列、何とか弁当やカップ麺などを購入して自宅へ戻りました。
水、電気、ガスは問題なく使えたのでその後特に不自由する事はありませんでしたが、今後いつ起こるか分からない災害への備えをしようと家族で話し合い、昔貰った災害持ち出し袋の中身の確認、水の備蓄を少しずつしており今後は食糧も揃えていきたいと思っています。
そして少し大きな買い物ですが、この地震をきっかけに我が家に発電機を導入しました。機種はホンダEU26iJという100V26Aの高出力と機動性を両立されたモデルです。廃盤となった前モデルのEU26iを改良された機種で本体重量が35.2kgから26.5kgと8.7kgの軽量化により移動用の車輪も無くなりコンパクト化されました。更にBluetooth搭載によりスマホアプリと繋げてエンジンの停止やエコスロットルの操作、現在何アンペア使っているか、燃料の残量、オイル交換やその他諸々のメンテナンス時期を通知してくれます。基本的に1ヶ月に1回15分から30分程度定期運転させていますが、忘れていても1ヶ月稼働させていない場合に通知が来るので安心です。
単なる発電機にしてはちょっと過剰設計ですし、普段使う機会も無い事から勿体無い気もして下のグレードの18A出力の機種ともかなり迷いましたが偶然通常より安く購入出来るご縁があった事から購入を決意しました。勿論使わずに済むに越したことはないですが、非常時に電気が使えるだけでもかなり助かると思うので万が一の時には活用したいと思います。
歳を重ねる度に...
K.S(H28.12入社)

毎年、人は歳を重ねますが若い時は何も考えなかった事も真面目に考える様になります。今のご時世、年金はあたるのか?身体が不自由になった時に入居出来る施設は確保出来るのか?貯金は、いくら必要なのか?など、現実逃避したい項目ばかりがズラッと頭に浮かんでしまいます。
北陸電設の定年は、最近65歳に変更となり私の定年まで約7年。身体は、まだバリバリ動ける状況ですがこの歳になると結婚式に呼ばれるより、葬式に向かう事しか無く自分の世話になった方、身内などバリバリ元気だった方々が旅立たれる事が多々あり、とても不安になります。
まだ現役で、ソフトボールは続けてはいますが昔みたく1日3試合から4試合先発・完投と言う事が出来なくなりました。歳を重ねて痛感することは、今の体力を向上させるのでは無く維持する努力をしないといけない。若い時は、練習しなくても何とかなりましたが老いてくるとそうはいきません。が、現実は練習しないといけないと思うのは頭の中ばかりで中々実行出来ない。仕事でも、若い時の失敗は笑って許されますが、歳をとってからではそうはいきません。
現場作業の管理・安全・利益や自分が経験してきた事など次の世代に引き継ぐ重要な任務があります。歳をとると自分の我を貫きがちになりますが、報連相をしっかり行い仕事がし易い環境を築いていけたら...と思います。
未来の事は、誰にも分かりませんが1日1日を大事にし仕事・プライベートを充実させて頑張っていきたいと思います。
今月のトピックス
業務(受注・竣工等)
- 市営バスデジタルサイネージ設置業務を受注
- 篁牛人記念美術館キュービクル更新等業務委託を竣工
- 中央病院厚生棟サーバー室コンセント増設工事等を竣工
その他
- とやま健康企業宣言をしました。
- 3/10(月)恒例の側溝清掃と優良従業員表彰を行いました。
- 4/14(月)健康診断を当社にて協力会社さんを交えて行います。
現場リポート ~災害復旧~
昨年の地震災害で影響を受け復旧工事を行っていた某所受変電設備の本復旧が完了致しました(北設ニュースR6.10号参照)地盤沈下の復旧後、新しい受変電設備を設置し、切替作業を行いました。
受変電設備の据付当日は降雪の中、全員で除雪を行い安全を確保して作業を行いました。据付日をR7.1.8、本復旧切替日をR7.1.22 と据付と切替の事前段取期間を設けることで切替停電時間の短縮に努めました。
切替当日は天候にも恵まれ、無事に予定時間内で作業を終えることが出来ました。本件は災害から復旧まで1年以上の期間を要しましたが、未だに復旧に取りかかれていない施設もありますので、今後も復旧作業に協力していきます。
学び舎 ~マグネット~
最近、勉強会の資料作成中よく思い出すことがある。製造業で働いていた頃のQC活動。これには活動報告の発表会が付いてくる。その際にはOHPを使うのが普通。「先輩、自分は文才、文章力が無いのでその辺よろしくお願いします。データの比較やちょっとした挿絵はまかしてください」大事な活動報告はちゃちゃっと仕上げ、1番初めのスライド〇〇班1番長く映る、いわゆる表紙に全精力を注ぐ(見ろ、俺の絵、デザイン凄いでしょう。表紙だけ社内NO1自画自賛)昔から言葉での表現は苦手。私の場合は絵でした。
話しは変わりますが二枚の写真を用意しました。電磁接触器、電磁開閉器はどっち?二つの違いは?(これマグネットでしょ、えっ違い・・・知らなかった)

自然環境との触れ合い ~側溝清掃~
令和7年3月10日(月)恒例の地域ボランティア活動の一環である側溝清掃を全社員で行いました。大雪の影響もあったようで側溝内の泥が多く感じられました。今回は土嚢袋30袋程の成果です。
側溝清掃を行うことにより雨水の流れを良くし、大雨時の冠水対策になるだけでなく汚泥の悪臭を無くすことが出来ます。近隣の方以外でも通勤・通学の方が少しでも気持ちよく通れるよう活動を続けていきます。次回は10月初旬、稲作が終わった時期に行います。
令和7年春の全国交通運動運動
本運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止の徹底を図ることを目的とする。
活動期間 令和7年4月6日(日)から15日(火)までの10日間
交通事故死ゼロを目指す日 令和7年4月10日(木)
内閣府HPより抜粋
「学び舎」写真 電磁開閉器(左)=電磁接触器(右)+サーマル